教えてあげたいという想い
先日2日間のヒモトレ考案者の小関勲先生のヒモトレ講習会、
当然ながら言わずもがな素晴らしかったです。
これで3回目の受講になりますが、
小関先生の語る言葉には身体への信頼が根底にあり、
静かに丁寧に語られる言葉一つ一つが本当に心に染み込んできます。
普段メモはほとんどせず、
耳に任せて響いたことだけ書き留めるスタイルでしたが、
今回は一字一句聞き逃すまいと頑張ってみましたが、
小関先生の言葉に耳と心が惹きつけられてほとんどメモること叶わずでした…
それだけ小関先生の言葉には力があるということです。
僕もこうありたい(遠い目をしながら)
とはいえ、
帰って書き殴られたノートをぼんやりみるだけで講習会の様子が再び鮮明に思い出されてきます。
今回一番感動したことは、
小関先生の講座内容は当然のことですがそこだけではなくて…
同じ時間と空間と身体の色合いの変化を共有したある受講者の方の一言でした。
ヒモトレはヒモを身体にゆるく巻くだけで身体の動きや感覚が変わるので、
劇的に身体が変わる究極のメソッドと世の中では捉えられているかもしれません。
ではヒモトレはやっていくと分かるのですが、単なる健康法やパフォーマンス向上のメソッドではなく、価値観だと思っています。
やり方を追い、
正解を求めるものではなく、
何かと誰かと比べるものでもなく、
自分と身体の距離感を感じ、
その時々の身体の色合いを感じ(小関先生は色合いという表現をよくされます)、
自分の思考や動きや感受性の癖に気づくことがヒモトレの醍醐味だと感じています。
ヒモトレの講習会では、
1:ヒモに任せて動いてみる
2:ヒモを巻く(ゆる~く)
これだけを体感します。シンプルだけと深みのある世界です。
さて、その体験の中で僕が感動したある受講者のお一人のポツリと言った言葉。
「これを教えてあげたい…」
小さな声でしたが、大切な人に届けたい想いが込められた一言でした。
何だかガツンときました。
ヒモトレを自分だけで留めず、
大切な人にすぐにでも伝えたいという気持ち。
伝えたい相手が痛みや不調に苦しんでいれば尚更今すぐにでも伝えたい、
そんな切実な気持ちがこもった一言に感動しました。
ヒモトレは簡単です。
誰でもできます。
副作用もありません。
よく分からなければやめればいいのです。
いつもの身支度のようにヒモトレを取り入れてくれたらそれでよしです。
スポーツ、医療、治療界、教育、介護、宗教、ビジネス、養護など
様々な分野でヒモトレが広まっています。
自分の周りの大切な人に先ずはヒモトレを体感してほしい。
身体を人任せにせず、自分事にしてほしい。
そのきっかけにヒモトレは最適だと。
よし。伝えよう。みきじろうなりの伝え方で。
今回の小関先生の講習会でその想いが固まりました。
長い前振りでしたが、少数制のヒモトレワークショップを開催します(笑)
日時:2/24(日)13時~15時
3/3(日)13時~15時
場所:みきじろう整体
渋谷区渋谷2-11-12 パークノヴァ渋谷209
https://mikijiro-seitai.com/access
定員:5名(院内スペースの関係上)
参加費:3,000円(当日現金支払い)
特典:ヒモトレ 復習用動画をプレゼント
内容:当日のお楽しみに(損はさせません)
申し込み:
お電話 03ー6805ー1079
メール mikijiro.rai@gmail.com
※動きやすい服装でお越しください
※ヒモはこちらで準備します
〜【動画】みきじろう整体&ヒモトレ ビフォアフター〜
みきじろう整体では施術にヒモトレを取り入れております。
動画は、内臓疲労で内蔵の下垂が起こり、
股関節の動きに制限が出ている男性2名に対して、
ヒモトレと施術を組み合わせたビフォア&アフターです。
ヒモは横隔膜あたり(消化器系の内臓が集結しているところ)にゆる〜く巻いて、
施術は内蔵調整と頭蓋骨調整を行ないました。
ヒモを巻いただけで肋骨の位置が変わり(内臓に作用したため?)、
下垂していた内臓の位置が上に上がり、
股関節への物理的な負荷が解除されたため、
脚の上げ下げが楽になったようです。
その後に施術を加えるとさらにその変化は顕著でした。
ご本人もその変化に驚かれていました。
僕もびっくりでした。
(※もちろん個人差、その方の身体遣いの履歴により変化の度合いは様々ですからね)
ヒモを巻くことでバラけた身体がまとまり、
クライアント様の緊張が緩んだ感じがしました。
手から伝わるエネルギーもより早くよりはっきり分かりました。
これは、何かありますね(笑)
まだまだヒモトレの不思議は解明されてませんが(研究はされているそうです)、
いろいろ試していきたいと思います。
特に妊活サポートにおいては、
体幹の安定、血流促進、連動、情動の安定がヒモトレと当院の施術(内臓と頭蓋骨調整)において期待できるのでは?と考えています。