まずは、2本の捻じれたひもの画像をご覧ください。
どちらの方がより簡単にほどくことができるでしょう?
答えは簡単すぎますね。もちろん、右のひもでございます。
では、この状態があなたのカラダだったとしたら?
カラダの使い方の履歴は人それぞれ。まさに「十人十色」。
ほどきやすいひものタイプは、日頃からご自分のカラダと向き合い、
まめにメンテナンスをしたり、運動したりしています。
だから、少々捻じれたり歪んだりしても、すんなり改善できますし、
こじらせる前にメンテナンスの意識があるので、カラダを壊す可能性は低く、
こちらのアドバイスにも、耳を傾けてくださいます。
一方、左のひもタイプの人は、かなりのこじらせ具合です。
でも、このタイプに限って、一発で直してもらいたがります。
魔法のゴッドハンドを常に求め、彷徨います。そして他力本願。
自分のカラダを他人事のように考えて、痛くなるまでは何もしない。
感覚が鈍く痛くなるまで分からない。壊れてから慌てる。これを繰り返す。
だから、痛み止めやブロック注射に頼り、痛みがなくなればでOKという考え…
これはいただけないです。こじらせるだけこじらせて、
やばくなったらすぐに楽にしてほしいなんて虫が良すぎます。
そんな感じでカラダと付き合ってたら間違いなくカラダに嫌われます。
人間関係と同じです。
お互いを気遣い、補い合って信頼関係を築かないと、上手くいきません。
もうあったりまえのこと。でも自分のカラダになると、まるで他人事のよう。
過去のカラダの使い方の履歴が、今の不調を招いていることを自覚しましょう。
カラダに必要なものを吸収できない、老廃物を出せないカラダなのに、
「〇〇がいい」と聞いて、カラダに入れることに躍起になってませんか?
カラダの軸もなく、真ん中の感覚、踏ん張る感覚、動きやすい感覚もないのに、
トレーニングやストレッチ、スポーツクラブでのプログラムをやっていませんか?
正しく動けない状態では、カラダは壊れていくのです。
だから、カラダをメンテナンスする意識を持ちましょう!
悪い状態と良い状態知っておくこと。
整えると動きやすくなる。内臓の場所も安定し、機能が回復する。
カラダの巡りがよくなる。(血液・脳脊髄液・エネルギーなどなど)
感覚が研ぎ澄まされる。カラダの不調や違和感に敏感になる。これが大事!
まずは、風通しの良いカラダの状態を知っていることが大切です。
風通しの悪い部屋にいると気持ち悪いですよね。あれと同じ。
まめに、窓を開けて空気を入れ替え(深呼吸ができるカラダ)
掃除して(歪みを整え)快適な部屋(快適なカラダ)にしましょう。
こじらせ過ぎないよう、日頃からカラダの状態を把握することが大切です。