今の世の中、見た目重視のカラダ情報で満載でございます。
それはそれでいいと思います。確かにどれも大事だと思います。
しかしながら、みきじろう整体において最も重要視しているところ。
それは、足!地面に接している部分は、この足だけです。
足は28個の骨で構成され、カラダの骨全体が約200個ほどなので、
かなりの数が足に集中しています。足が大事なのは決まっていますね。
足は家でいうところの「土台の部分」。
いくら屋根や柱や床が立派でも土台がおぼつかないと家は傾きます。
地に根を張り、しっかり踏ん張れる足があってこそ、カラダは安定します。
足の状態が影響を及ぼすと言っても過言ではありません。
だから、足をしっかりと育てる「足育」が大切になります。
膝から下の部分を鍛えたりケアしていますか?
膝から下の「足」「足裏」「ふくらはぎ」「すね」。
この4つの部位を膝下の四天王とよんでおり、ものすごく大事なところ。
膝下を整えるだけで、骨盤や肩の高さはこじらせていない限り、ほぼ揃います。
これは少し考えてみると当たり前で、足元が崩れているから、
それを補正しようと、骨盤や背骨や肩を歪めて調整するわけです。
足元が不安定だと、上半身は安定させようと緊張します。
地震の時など、足元が不安定だとカラダは固まりますよね。
腰痛や肩こりは、足元の不安定さが原因
骨盤や背骨だけ整えても、足がしっかり調整されていないと、
立った時など、重力の影響を受けた途端にまた崩れます。
だから足元を正せば、上の骨盤・背骨・肩を歪める必要がなくなります。
最近は地に足がついていない人がほとんど。どんなに筋トレしても、
安定した感覚がないと、動きにムリ・ムラ・ムダが生じます。
つまり軸が定まっていないのですね。
また、頭ばかりを酷使すると、足の感覚も鈍く、軸の感覚が薄い。
筋肉さえ鍛えればと思っても、感覚だけでカラダを感じている人も。
足元を整えることでカラダの中心がしっかりします。
軸ができます。軸があることで動きが滑らかになります。
「整えてから動く」がモットー
当院では「整えてから動く」がモットーに足の調整を大切にしています。
また、自分で足のケアができるように、みきじろう体操も指導しております。
イビツな動きを続けた結果が今の状態を作り上げたわけですから、
外から整体で整えたとしても、イビツな動き自体はそのまま。
だから、セルフ体操や体幹トレーニングに意味があるのです。
というわけで、足を整えて、鍛えて、地に足ついた人間になりましょう!
安定したカラダは自然と姿勢がよくなるから、風格まで出てきたりして♪
やってみよう!脚のつながりを強化させるエクササイズ『フットプレッシャー』
ミニボール(ソフトギム)を使います。1,000円ぐらいで購入できます。
使い勝手がいいので買いましょう。アマゾンで買えますよ。
1.最初に普通のスクワットをやります。その時の感覚を覚えておく。
2.右脚でミニボールを踏みしめつつスクワット。
※ミニボールの空気は少し抜いて踏みやすくしておきます。
この時、足首がねじれないこと、膝が内側に向かないこと。
股関節を曲げて深くスクワット。5回ほどゆっくり行います。
「足裏~足首~膝~股関節~背骨~頭蓋骨」までがつながっているイメージで!
(むずかしいと思いますが…)
3.もう一度スクワットしましょう。
右左の感覚の差はいかがでしょう?右側の安定感いかがでしょう?
すごいでしょ?
この感覚を味わってほしいのです。左側も忘れずにやっておいてくださいね♪