アクセス解析を見ると、「足首+かたい」「足のむくみ」
この二つのキーワードで、検索している人がとても多いですね。
また、当サイトの足首エクササイズの動画を見ている方も結構いて、
それだけ、肩こりや腰痛だけでなく、足にお悩みの方がいるのでしょう。
足首の硬さで悩んでいる人の多くが、踵を地面につけたまま、しゃがめません。
また、足のむくみがあり、間違いなく「足首かたい人=足がむくんでる人」です。
足のむくみの主な原因としては、ふくらはぎの筋肉が血液を心臓に送り返す、
ポンプ運動ができずに、下腿(ヒザ下)に血液とリンパなどの体液が溜まること。
特に、デスクワークで座りっぱなし、仕事で立ちっぱなしという方のふくらはぎは、
軽い運動でちょっと歩く以外、ほぼ出番なし、日頃からふくらはぎを使えていません。
このようなふくらはぎは、単に血流が悪いだけでなく、硬いコリも潜み、
体液(血液やリンパ液)が溜まるため、自然と足首も硬くなってしまいます。
足首は動くのが仕事。でも、硬い足首は動きが鈍く、ふくらはぎを上手く使えず、
すると次第に、ふくらはぎの筋肉は硬くなり、コリやすくなります。そんな悪循環が、
足首の硬さの原因となり、足首のむくみにもさらに拍車をかけてしまうというワケです。
硬い足首の改善は足裏の柔軟性が大切!
足首のかたさ(硬い足首)と、むくみの改善方法でよく見られるのが、
「足首を回す」「ふくらはぎのマッサージ」「コリをほぐす」などですね。
どれも間違っていませんし、とても有効なケアです。ぜひ、やってみてください。
では、別の視点で見てみましょう。人間は二本足で立つ動物。立って動きます。
地に足をつけています。地についた部分は足裏だけになります。当たり前ですが、
これが疎かになっているために、足の不具合が起こっているという現実があります。
さらに、足の持つ機能や働きのことを考えてみましょう。
人間の骨は約200個ぐらいと言われています。片足で28個、両足で56個。
足だけで全体の1/4を占め、大事な部分であることは、ご理解できると思います。
「参照元画像:アイリス・アイリスの作業現場より」
特に、足裏には「メカノセプター」と言われるセンサーが数多く存在し、
地面の情報をすばやく脳にフィードバックする役割を担っています。しかし、
日頃、あまり歩かなかったり、裸足で歩く機会も少なかったり、運動もしないと、
この大切な足裏のセンサーが、うまく反応しにくくなってしまいます。
また、現代人は靴を履くことによって、足全体を保護しているため、
ますます鈍感なセンサーになっています。足裏は「安定」が主な仕事です。
しっかりと地に足をつけることによって、次の動作に素早く移動できるのです。
その大切な足裏が「不安定」の状態だと、どうなるでしょう?
その上に位置する足首に「安定」という仕事を押し付けてきます。
つまり、足首を「安定」させるために、固めてしまうのです。
これが、足首がかたくなる原因です(他にも原因はありますが…)
役割:「足裏=安定」「足首=可動」「膝=安定」「股関節=可動」
これが理想なんですね。ですから、まずは足裏が「安定」してくれないと、
足首だけでなく、膝や股関節も割を食ってしまうのです。これはいただけません。
足裏一つで全身に及ぼす影響は計り知れず、骨盤の歪み・腰痛・肩こり・首こりも、
ある意味、この足裏の状態が悪いために起きているといっても、過言ではないのです。
足裏の安定性を回復させアよう!簡単ケア
足裏を安定させると足首が動きやすくなり、ふくらはぎも働き者になり、
血流も良くなり、その結果、老廃物も流れ、足のむくみやコリも解消します。
また、地に足をしっかりつけるようになるので、自然と足指にも力が入ります。
そんな足の好循環にするために、初めの一歩を踏み出しましょう!
みきじろう整体で一番人気、誰でも取り組みやすいケアを紹介します。
用意するもの:テニスボール1個
やり方:テニスボールを真下に押し付けるように踏みましょう。
土踏まず・つま先・かかとを、しっかりほぐすつもりで。
28個の足の骨を全部ばらすつもりで踏んづけてやりましょう。
イタ気持ちいい感覚があればOK!腰痛のある人は足裏が硬くなりすぎて、
踏み込めないぐらい痛いかもしれません。できる範囲で強さを調整してください。
身体と対話するような感覚で。片足やったら、一度、左右差を確認するといいですよ。
ケアした方の足裏が、地面にベターっと吸い付くような感触を、ぜひ味わってください。
とても簡単ですから、場所も気にせず、どこででもできますね。
カバンの中にでも、テニスボールを一個、忍ばせておきましょう。
足首の硬さとむくみの改善には、足裏からというのは意外でしたか?
足裏が安定したら次は足首の可動域を取り戻す!
足裏と足首だけでも毎日ケアしておくだけでもかなり良いです。
足元の安定と足首の柔軟な動きのおかげで身体全体に好影響を及ぼします。
ちょっとした肩の高さや骨盤の高さの左右差はこの二箇所のケアだけであっさり解消したりしますよ。
脳から一番遠い足元をしっかりケアしておきましょう。
足裏が安定したことで足首が安心して動ける準備ができます。
足首の可動性を出す簡単な体操をご紹介します。(BGM流れます)
【やり方の補足説明】
《ストレッチポールハーフカット使用の場合》
ストレッチポールの上に乗り、足首を軸に前後に動かします。
この時にお尻や腰や膝を使わないように!
関節は足首だけ!という気持ちでやりましょう。意外と難しいと感じるかも。
動画ではストレッチポールハーフカットを使用していますが、なければ爪先立ちとかかと立ちを繰り返すだけでもOK。
でもできるならストレッチポールハーフカットを購入しておきたいところ。
一家に1セットあればかなり重宝しますから。
他にも使い道がたくさんある最強アイテムです。
「オシャレと健康は足からです」
みきじろう整体では、骨盤の歪み・腰痛・肩こり・膝痛など、
あらゆる症状において、まずは必ず足の状態をしっかりと診ます。
普段、足に意識が向くことはないかと思いますが、施術を積み重ね、
ご自身でも足のケアを続けることによって、意識できるようになります。
意識し続ければ、感覚も磨かれます。感覚が磨かれることで、
身体の不調の改善速度が、飛躍的に早くなります。経験値ですが、
間違いなさそうです。「自分の身体を感じる」ここから始めませんか?
こちらの記事を是非読んでいただければ幸いです↓
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